競争率の高い常夜灯まわりのポイント
今年はアジングに本気出す!
と決めたのでアジングタックルをランクアップさせ、アジを狙いに寒い夜の港へと繰り出すのですが、なかなか思うような釣果に恵まれません。
そしてどこの港でも同じかと思いますが、アジングで人気となる常夜灯のあるポイントには、常に他のアングラーが居たりします。
アジングではポイント選びも重要だと思うのですが、条件が良くて人の居ないポイントなんてそうそうあるもんじゃありません。
そんな感じでいつもの釣具店に行くと釣果情報の書いてあるホワイトボードの一番上に
『御前崎港アジング釣果出てます』
と書いてあるので店員さんにアジング情報を聞いてみると
『釣れてますよ!場所は常夜灯ポイントはやはり人気でなかなか入れないので、最近はみなさん投光器を使ってポイントを自ら作っていますよ』
という。
まさに「パンがなければお菓子を食べればいいのよ」的な話ですなw
とはいえ投光器なら私もAmazonで買ったLEDライトを使っているよと話すと、光量が大事だといって勧められたものがこちら。
ラグゼ サーチライト LESL1501
なんとあの、がまかつのラグゼから投光器が発売されていたんですね。
知らなかった。
その名も『ラグゼ 1500ルーメン SEARCH LIGHT』
USBで充電して使うバッテリー内蔵の強力なサーチライトです。
光量は最大1500ルーメンから150ルーメンまでの5段階切り替え。
バッテリーは1500ルーメンで約2.5時間使用可能。
内蔵バッテリーが切れても市販のモバイルバッテリーを繋いで給電も出来るため、長時間の連続使用が出来ます。
実際私が使ったところ、気温10℃で最大光量の1500ルーメンでの使用でフル充電からバッテリー切れで消灯するまで2時間50分ほどかかり、パッケージ表記よりも長持ちしました。
本体サイズはD115×W270×H150mm
本体重量 約455g
付属品はマイクロUSBケーブルと1脚が1本。
本体ハンドル横の丸いボタンがスイッチ。
内蔵のバッテリーはリチウムポリマー 6000mAh
充電時間 約7.5時間
光源は白色LED 30W
本体の透明のカバーを開けるとバッテリー残量の確認が出来るLEDインジゲーターと、充電用のマイクロUSB差し込み口、出力用のUSB差し込み口があり、逆にこのサーチライトからスマホなどへの充電も可能。
付属の一脚を本体に繋ぐことでロッドホルダーに差し込んで使うことが出来ます。
一脚を繋ぐネジ穴は一般的なカメラ三脚にも使われる1/4ネジなので試しにダイソーのカメラ三脚をつけてみました。
ですがこのダイソーの三脚ではサーチライトの重さに耐えられず、気がつくとライトが下を向いてしまい角度を保てませんでした。
それに三脚自体の重量が軽いために重しをしておかないと簡単に転倒して海にドボンなんてことになるので、この三脚はあまりおすすめ出来ませんw
光量も大事だが照射範囲も大事
このサーチライトの光量は1500ルーメン。
一般的なLEDヘッドライトでも、結構明るいと感じるのは300〜500ルーメン。
500ルーメンのヘッドライトなんて手元を照らすには明るすぎて、むしろ眼が眩む光量です。
ですがこの商品は手元を照らす訳ではないので1500ルーメンという爆光あっても問題ありません。
「1500ルーメン程度のLED作業灯ならAmazonで色々売ってるじゃん。」
と思う人もいるかもしれませんが、大事なことがもう一つあります。
それは広角かスポットかということ。
Amazonなどで売られているLED作業灯のほとんどが広角だと思います。
私の使っているライトも広角でした。
広角のライトは文字通り広い範囲を照らすので、光量が強くても光が拡散してしまいます。
一方スポットライトの場合、一点集中で照らすので強い光がより深いところまで届くのです。
深いところまで強い光が届けば、より深いところでもプランクトンが沸くのでそれだけ集魚効果も高まるということになります。
店頭で店員さんに勧められた時、
『自分も仲間も使っていますが、これは本当に凄いですよ(イワシ)トルネードが起こります。買った人もみんな満足してますよ』
なんて言われて私も「へ〜」と話半分で聞いて、どのみち新たにLEDライトを増設するつもりだったので購入しました。
で、いつも行ってる港の常夜灯のないポイントで実際使ってみたら、いやマジで凄かった!
マジでイワシトルネード起こしたよ!!
寄ってくる魚はおそらくマイワシに、カタクチイワシ、コハダ、本命のアジにメバルに40cmほどのシーバスといろんな魚種が見られました。
今まで使っていたLED作業灯でもある程度プランクトンが湧き、シラスやイワシなら多少は寄ってきましたが、このラグゼのサーチライトほどの集魚効果はなかったです。
iPhoneのカメラでは泳ぎ回る魚の姿を捉えることが出来なかったので証拠写真が撮れず残念ですが、同行した甥もその効果に驚いていました。Σ(Д゚;/)/
*追記:後日の釣行で再度撮影トライしてなんとか魚が集まっているところを写真に収めました。
あとは釣るだけ
御前崎のアジなんて伝説のレアポケモンくらいに思っていたのに、目の前に現れた20cmを超える立派なアジに我々目を疑いましたよw
魚さえいるのが分かればあとは釣るだけ、楽勝じゃん!
なんて…
イキがってすみませんでしたー!m(。≧Д≦。)m
釣れん!
え、なにこのアジたち、どうしたら口使ってくれるの?
釣り歴数十年の経験とYouTubeで得たアジングの浅い知識をフル活用しても目の前のアジを釣ることが出来ませんでした。
あ、イワシとカサゴは釣れたのでボウズではないのですが、それにしても悔しい_| ̄|○ガクッ
また今度店員さんにアジングを詳しく教えてもらわねば。
姉妹品も
ということでラグゼのサーチライトを使ってみたら、その集魚効果は凄かったのですが、アジング素人の我々にはまだまだ乗り越える壁がありました笑
ラグゼのサーチライトの姉妹品に広角照射タイプもあるようなので、サーチライトと併用すればさらに効果が高まる!?
最後に
邪道だと言われたら身も蓋もないですが、需要があるからがまかつのような一流釣具メーカーからも販売されているのだと思えば引け目を感じることはありません。よね!?(笑)
港によっては集魚灯の使用が禁止されているところもあるので、釣り場のルールに従い、注意されたら大人しく使用を中断してトラブルを起こさないようにして釣りを楽しみましょう。