カメラ機材の保管に東洋リビングの防湿庫『オートクリーンドライ』をアウトレットでお得に購入してみた。

こんにちは、最近カメラに偏っている多趣味おじさんです。

いろんな趣味を持っていますが、いや〜カメラってマジお金かかるわ(^^;;)

『カメラはカビる』

いきなりですが父親からもらったカメラがあります。

キヤノンの古いフィルムカメラです。

レトロでおしゃれだし、シャッターも動作するのでもらったのですが…

ボディにはカビと青サビ、レンズもしっかりカビてました。

これでもできる限りキレイに掃除したんですよ。

父親が若い頃のモノで相当古いから状態が悪いのも仕方がないのですが、父親はカメラの保管なんて全く気にしてなくてタンスの上とか押し入れの片隅なんかに適当に置かれていました。

といった感じでカメラもカビます。

最新のカメラでも保管が悪いとカビちゃいます。

私はというとカメラ機材の保管ですが、カメラを始めた頃にいろんなメディアから情報を得ていたのでカメラ購入と同時にドライボックスを購入して保管に使っていました。

除湿剤と一緒に使う手軽なものなので、保管に気を遣うカメラユーザーの多くが使っていると思います。

私がカメラを始めた時はニコンの一眼レフ機のD5300ダブルズームキットからでした。

APS-C機で小型のボディとレンズが2本だけなので一番小さいドライボックス1個で十分でした。

しかしすぐにレンズを買い足し、APS-C機のD5300からフルサイズ機のD750に乗り換え、徐々に機材も大型化もしてドライボックス1個では足りなくなりボックスを追加。

ケチってDAISOで購入した密封ケースを使ったりしていましたw

今現在使っているZ7Ⅱたちもこんな感じで保管してます。

一応湿度計も入れたりして、ぶっちゃけこれでも十分なんですけどね。

ただドライボックスでの保管というのは手軽な反面、湿度の管理が出来ないデメリットがあります。

除湿剤頼りになるので気がつくと除湿効果がなくなってドライボックスとしての意味がなかったりします。

防湿庫を選ぶ

大三元レンズなど、始めた頃よりもずっと高価な機材を扱うようになったし、保管もそろそろちゃんとしておこう防湿庫を購入することにしました。

Amazonのタイムセールでもちょいちょいおすすめに出てくるので気になってたし。

最初はおすすめされている小型の安い物でいいやって考えていましたが、購入者レビューを見ると。

『もっと大きな物を買えば良かった』

と、サイズで後悔されているレビューも多くみられます。

さらに調べていくと、大きさの他にも除湿の方法で『ペルチェ式』と『乾燥剤式』の2種類があることを知りました。

さて、二つの違いとは何なのでしょう?

『ペルチェ式』というのは夏場高温になりがちな熱帯魚の水槽の水温を下げる簡易クーラーにも使われてますね。

これはペルチェ素子というものが周囲の熱を奪う働きをするのでそれで水温を下げるのですが、防湿庫ではペルチェモジュールという部品が庫内の空気を結露させ、結露させた水は庫外で自然乾燥させて除湿します。

メリットとしては装置が比較的安価なため、防湿庫の価格を抑えられることと、強制的に除湿を行うため短時間で湿度調整が出来るようです。

デメリットとしては消費電力はやや高いことと、除湿する際に生じる結露水はペルチェモジュールの電気部品に侵入し、腐食を発生させることが多く、寿命の短い製品が多いです。

さらにごくまれに結露させた水分の蒸発が追いつかず、素子で冷やされ続けた結露が凍結してしまうことがあるそうです。

恐ろしいですね〜。

『乾燥剤式』というのは

「え、結局乾燥剤買わなきゃいけないの?」

って思ったら流石にそんなことではなく、除湿装置の中の乾燥剤に庫内の湿気を吸わせ、次にそれを加熱して庫外に湿気を放出して乾燥させるそうです。

メリットとしては消費電力が少ないことと、装置が複雑では無いので故障が少ないようです。

デメリットとしては除湿に時間がかかることがあげられています。

さらに調べていくと除湿だけでなく、防カビにも特化した機能のある防湿庫があることを知ってしまいました。

除湿しただけではカビの発生を確実に抑えることは難しいとのこと。

だんだんと自分の中のこだわり虫が騒ぎ出します。ニヤリ( ̄+ー ̄)キラーン☆

そこで『防カビ機能・防湿庫』で調べると『東洋リビング』と『トーリ・ハン』というメーカーだけが防カビ機能を備えた防湿庫を販売していることを知りました。

東洋リビングはともかく、トーリ・ハンなんて絶対中華でしょと思ったらどちらも日本の防湿庫の老舗企業でした。

いや〜、全然知らんかった。

東洋リビングのHPに『ペルチェ式』と『乾燥剤式』の違いと、防カビなど空気のクリーン効果のある光触媒機構の説明がされていました。↓↓↓

全自動防湿庫(デシケーター)オートクリーンドライの説明
防湿庫のパイオニアとして一貫して電子ドライユニットは 日本製 で、製品に絶対の自信があります。性能と電気代で比較してお選びください。東洋リビングの防湿庫(デシケーター)《オートクリーンドライ》の説明ページです。

光触媒により、カビ菌やニオイ成分を分解して空気をクリーンにするってことなんですね。

日本の優良メーカーというのが分かって安心したところでいざ商品を探すとこれが結構いいお値段。

「これはちょっと手が出ないな」と思いつつネットサーフィンをしていたら東洋リビングのアウトレットに辿り着きました。

メーカー直販サイトのアウトレットで買うのがお得!

アウトレットということでちょいキズだったり、ちょい凹みだったり、いわゆるB級品なのですが、防湿性能に問題はなく、メーカー直販のため保証もしっかりついていて尚且つ新品よりもだいぶ安く販売されていたので速攻注文しました。

ここで一つ注意ですが、東洋リビングの製品ならどれにも光触媒機構が搭載されているわけではありません。

『オートクリーンドライ』というモデルには光触媒機構 電子ドライユニットが搭載されています。

『オートドライ』という少し安価なモデルには光触媒機構は搭載されていません

これはお好みで選択されるのが良いでしょう。

私が購入したのはオートクリーンドライED-80CATP2[B]という商品で内容量77ℓタイプとなります。

ホテルによくある備え付けのちっさい冷蔵庫より少しだけ大きいかな。

ちなみにこれは型落ちらしく新商品のED-80CATP3[B]というものが出ていますが、新旧の違いはコンセントのプラグ形状の違いくらいしか分からなかったです。

アウトレットでこれを見つけてほぼ勢いで注文してしまったので、後からもうワンサイズ小さいものでも良かったかなぁ?と思いましたが、防湿庫を購入した人たちの多くが大きめを買った方がいいとレビューされているし、機材は後々絶対増えていくのでこれでいいのだ。

裏面はこんな感じ。

デジタル表示が多い中、アナログの除湿計に高級感を感じます。

届いた直後なので湿度がとんでもねえことになってる。

レバーなどの無い、扉の枠と取っ手が一体になっているスッキリしたデザイン。

三段のトレイは引き出せるようになっていて高さ調整も可能。

庫内を照らすLEDライトは触れるだけでON/OFFできるフェザータッチスイッチ式。

マグネットで貼り付いているので移動が自由にできます。

外側に小さな凹みと、トレイにテープの糊痕が取りきれず残っているせいでアウトレット扱いになっていたようだけど、外側の傷や凹みは「え、どこが?」って感じで全然わからなかったし、トレイのテープの糊痕も使っていて気になるものではないのでこれならB級品でも全然OKです。

撮影のため取説を読む前に機材突っ込んでしまいました。

本来は電源を入れて半日から1日ほど置き、庫内除湿をしてから使うのが正解。取説はちゃんと読みましょう。

写真の機材は

Z24-20mm f/2.8S

Z70-200mm f/2.8S VR

Z14-30mm f/4S

TC-2.0x

Z7Ⅱ

GODOX TT600

今は機材も少ないので余裕、ってかスカスカですw

でもすぐに一杯になります(フラグ)

今までの密封ケースから防湿庫へ変わり、一気に高級感が増してまさに『宝物』って感じになりました♪

ちなみに私の買ったこのED-80CATP2[B]のメーカー希望価格は67,980円ですが、なんと39,000円で買えました。

アウトレットなので状態によって値段が違うのと、1点モノなので油断してると売れちゃう可能性がありますが、欲しいものが見つかればお得に買えるのは間違いないです。

東洋リビング直販サイト↓↓↓

東洋リビング株式会社 直販サイト
東洋リビング株式会社の直販サイトです。アウトレット商品も販売しています。

トーリ・ハン直販サイト↓↓↓

トーリ・ハン ダイレクト 防湿庫センター

私が購入したのと偶然同じタイミングでマップカメラ公式YouTubeチャンネルでも東洋リビングの防湿庫が紹介されてました。