カメラバック沼。ニコン スマートカメラリュックⅡを買ってみた。

理想のカメラリュックを求めて。

どうも、多趣味おじさんです。

カメラを趣味にしていると様々な沼にハマります。

カメラボディ沼、レンズ沼、三脚沼、バッグ沼、etc….。

そんな訳でまたカメラリュックを買ってしまいました。

過去にもカメラリュック買ってます。

Amazonでビンテージカジュアルなカメラリュックを購入してみた。
rakuten_design="slide";rakuten_affiliateId="0ba4c631.141ef66a.0ba4c632.83886195";rakuten_items="ctsmatch";rakuten_genreI...

この時買ったビンテージ風の茶色のカメラリュックですが、以前から使っていたキャンバス生地のカメラリュックの方が使い勝手が良かったので結局1度使っただけでタンスに眠らせてました。

キャンバス生地のカメラリュックは使いやすくてお気に入りでしたが、機材が入りきらないのが悩みでした。

ちなみに私が今現在所有しているボディ、レンズはこんなところ。

Z 7Ⅱ

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

Z TELECONVERTER TC-2.0x

あとはストロボとかフィルター類です。

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sを買った時にレンズ数本を下取りに出し、所有する機材が減ったので上記の機材だけなら無理やり詰め込むことも可能でしたが、4月の甥の結婚式ではある程度荷物に余裕を持ちつつレンズ総動員したいと思い、これを機にカメラリュックを新調することにしたのです。

色々なカメラバック&リュックの中から私が選んだのはニコンのスマートカメラリュックⅡ。

スマートカメラリュック II - カメラバッグ/リュック | NikonDirect - ニコンダイレクト
スマートカメラリュック IIに関するページ。株式会社ニコンイメージングジャパンが運営する公式オンラインショップ、ニコンダイレクト

ニコンのHPを見ても情報が少なくて少々迷ったのですが機材収納例として

『Z 5(NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S付)・NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3・NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S・NIKKOR Z 14-30mm f/4 S・バッテリーチャージャー』

を詰め込んだ画像があり、私の持っているボディ、レンズとほぼ同じだったのでこれなら使えそうだ!と思いチョイスしました。

なんてったってニコン純正ですから安心感が違います。

ニコン推しw

しかし、ネットで探してもどこも在庫なし。

お取り寄せ2〜3ヶ月って書いてあるところばかり。

そんな中、楽天市場のヤマダ電機のサイトだけは2〜3日で出荷と書かれていたのでポチりました。

それが3月中ばのこと。

しかしどうでしょう、いざ注文してみると実は取り寄せで他店同様2〜3ヶ月掛かるとの返信。

しかもシステム上キャンセル不可だと。

なんだよヤマダ〜!ふざけんな!!

と、クレームのメールしてやろうかと思いましたが、とりあえず欲しいし、もしかしたら案外早く入荷するかもしれないと思いおとなしく待つことに。

それからは週1、2回のペースでヤマダ電機から『お待たせして申し訳ありません』とのメールが届きました。

メールが来る度に出荷の知らせか!?と期待するものの毎回裏切られ、結局4月の甥の結婚式のは間に合いませんでした。

そして時は流れて5月の中旬。

今週もいつものようにヤマダ電機からのメールが。

どうせまた『お待たせして申し訳ありません』だろうと思ってメールを開くと、おっと〜ようやく来ました出荷案内。

そんなこんなでポチってから手元に届くまで2ヶ月かかったニコンのカメラリュックです。

こんなリュックです。

前置きが長くなりましたがようやく本編、商品説明していきます。

ニコンのHPでは詳しい説明がないので収納スペースなどの紹介をしてみます。

まずはざっくりと外見から。

【外寸】約W305×H470×D190mm

【内寸】約W280×H440×D125mm 

質量約1,300g

容積15.4リットル

ナイロン&ポリエステル生地ですが質感が良く、チャイナの安物と違って作りもしっかりしています。

主張しすぎないNikonのロゴがいい感じ。

背面は通気性とクッション性が良さそうな作りになっています。

中央部にはキャリーバッグの取っ手を通すベルト付き。

肩ベルトにはリュックが安定するチェストベルトとウエストベルトを装備。

それとD環と謎の帯がついています。

帯のサイズが解るようにカッターをぶっ差して見ましたw

ピークデザインのキャプチャーを付けるのに使えるのかな?

使い方はアイデア次第ですね。

前面にある謎の波状の帯。

おそらく写真のようにカラビナなどを使って小物をぶら下げたりする為のものだと思います。

これも使い道はアイデア次第。

背面の大型ポケットにはノートPCやタブレットが入ります。

写真ではちょっと型は古いですが2015 MacBook Pro13インチを入れています。

一応16インチまでは入るようです。

鮮やかなブルーの内装が映えますねぇ。

でもここはNikonカラーのイエローにはしなかったのね、Nikonさん(笑)

上部の取っ手もかなりしっかりしていて安心感があり、重たい機材が入っても手が痛くなりにくそう。

ファスナーもスムーズです。

向かって右サイドには三脚ホルダー。

私が愛用している三脚はベルボンのカーボン三脚 ジオ カルマーニュ N635III ですがこれは流石に厳しい。

昔Amazonで購入した怪しい中華メーカーのよくある安いトラベル三脚。

脚の太さは28mmだったかな?

こちらもこのようにコンパクトにした状態では太くてポケットに入りません。

脚を180度展開して細くすればなんとかポケットに収まり固定可能。

バッグの中身が空で倒れてしまうので手で支えてます。

反対側サイドにはカメラを取り出せるサイドアクセスと小物ポケットが2カ所。

小物ポケットもマチがないのでクロスやメモリーカードくらいしか入らないかな。

メモリーカードホルダーのような仕切りはないです。

前面上部のポケットの中はメッシュポケットで仕切られています。

ポケットは横にしたiPad mini がすっぽり収まるサイズです。

前面下部のポケットも上部同様に内部はメッシュポケットで区切られています。

これらのメッシュポケットのサイズはハクバのフィルターのケースがちょうど1つ入る大きさ。

ちなみにケンコーやマルミのフィルターのケースはハクバのケースより若干小さいです。

下部ポケットの深さは上部ポケットのおよそ2倍あります。

ただ、どちらもマチがないのであまり厚いものは入れられません。

下部ポケットにはレインカバーが入っていました。

ということは表面生地は防水加工はされていないようです。

このまま下部ポケットに入れておくか、別のところに収納するか、ちょっと考えどころですね。

続いてはメインの収納です。

上下区切られた2室タイプです。

個人的にはこういった2室タイプはあまり好きじゃないんだけどね。

でも上下の間仕切りはマジックテープ固定なので取っ払って1室としても使用可能。

上部の収納スペースの広さは、1リットルの牛乳パック2本分といったところです。

それと開いてみてショックだったのが蓋のサイドに落下防止のネットが有るため蓋が全開にならない!

上部収納の蓋は全開出来なくてもまぁいいとして、下部のメイン収納の蓋は全開になるようにして欲しかった。

蓋がパタンと全開出来ないので機材の出し入れの際すごく邪魔!

これはストレスだわ。

サイドのネット、いっそのこと切ってしまおうか。

付属する間仕切りパッドの数は上の写真の通り、大2枚、小3枚。

何はともあれ、所有する機材を全部詰め込んでみました。

上からNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S をつけたZ7Ⅱ

NIKKOR Z 14-30mm f/4 S と Z TELECONVERTER TC-2.0x

全てレンズフードをつけた状態でもなんとか入りました。

頑張ればZ 24-70mm f/2.8 Sのところに単焦点のZ 28mm f/2.8 あたりなら1本入りそうです。

組み合わせを変えて、Z 24-70mm f/2.8 S をZ7Ⅱにつけた状態で入れてみると空きスペースの確保が出来ましたが、Z 70-200mm f/2.8がかなり窮屈になりました。

それでも問題なく蓋を閉じファスナーも閉めることが出来ます。

それにしてもやっぱり蓋が邪魔で入れにくかった。

おっと、この詰め方だとZ 14-30mm f/4 Sで押されてリュックのお尻部分が膨らんでしまったので、ちょっと乱暴にリュックを地面に置いたりするのは危険だわ。

ちなみにリュックのお尻部分には汚れ防止の脚はありません。

サイドアクセスの開口部の広さは20cm×12cm。

案外広くてナナニッパをつけた状態のカメラも出し入れ可能でした。

補足ですが私のZ7Ⅱには怪しい中華メーカーのアルカスイス互換のL型プレートをつけてあります。

この大きさでも問題なく入るので、新発売されるZ8でも大丈夫そう。

最後に気になる生産国ですがミャンマー製でした。

チャイナじゃないところが素晴らしい!

さすがNikon!!

感想

そもそもこの製品の情報が少なく、不安と期待に胸膨らませ、しかも注文から2ヶ月も待たされたNikonのスマートカメラリュックⅡですが、手にしていろいろ見てみると正直微妙な印象でした。

1番残念なのは本文でも挙げたようにメイン収納の蓋。

おそらくはどうしてもリュックを地面やテーブルなどに置くことが出来ない場合に、体の前に抱える形にしてレンズ交換が出来るようにデザインされたのだと思われますが、それにしたってやりにくい。

これに気づいて試しにリュックを前に抱えてみたけど、手元もリュックの中も見えないので手探り状態だし、見えないからなんとか覗こうとしてうっかり前傾姿勢をとると、それこそ中身のレンズが落ちて大惨事〜なんてことになりそう。

果たしてそんな緊急な状態でのレンズ交換がどれほどあるのか?

うん、たまにはあるのかもしれない。

ニコン様のお考えだ、あるんだよ。

でもやっぱり地面やテーブルにリュックを下ろして安全に無理なくレンズ交換したいのでそのためにも蓋が邪魔にならないような設計にして欲しかった。

あとは三脚ポケットのようにサイドにドリンクホルダーが欲しかったかな。

小物ポケットもどれか一つくらいはマチを取って厚みのある荷物に対応出来るのがいいと思った。

それと今後レンズやボディが増えたらもう入らないよな。

とまぁ、私個人の勝手な感想を書き連ねましたが、製品の造りとしてはNikonらしく真面目な物で、安心感があってとても良い製品です。

Nikon推しなら持つべきアイテムですよw

令和5年5月現在、今も注文してもすぐには買えないようですけど。

以上、ニコン スマートカメラリュックの紹介でした。

この製品が気になってる人の参考になれば幸いです。