NIkkor Z 50mm f/1.4 購入。

買ってしまった

Nikonから発売された新しい単焦点レンズ Nikkor Z 50mm f/1.4

マップカメラに予約をして発売日の2024年9月27日に入手しました。

7月にNikkor Z 35mm f/1.4 が発売された時は結局購入は見送りましたが、まさかこんなにすぐにf/1.4シリーズを追加してくるとは。

しかも50mm

元々、Z 50mm f/1.8 S をいつか買おうとは思っていたのですが、同じ50mmという焦点距離でf/1.4という明るさなのに、実売7万円台という無理したら手が届いてしまいそうな価格で出してきやがった。

欲しいだけでまだ全然買う予定ではなかった50mm単焦点ですが、新製品の発表に後押しされてしまい、一気に購入検討コースへ。

欲しかったS-Lineのf/1.8か、新型の無印f/1.4、どちらにするか迷いましたが、最終的に明るいf値の新型無印を選びました。

余談ですが、Z 50mm f/1.8 Sって一時期中古価格が5万円切ってる時がありましたよね。

あの時思い切って買っておけば良かったと今となっては後悔していますw

見た目

そんな過ぎた話は置いといて、Z8につけるとこんな感じ。

SmallRigのL型ブラケットで武装した私のZ8には、Z40mmをつけた時よりもこちらの方がバランスいい感じです。

YouTubeでマップカメラのお姉さんが

『NIKKOR』のロゴが上に来たのがイイ!

と、おっしゃっておられたが、言われてみると確かにロゴがパッと目に入るので良いですね。

標準装備の花形フードもかっこいいです。

zfcにもつけてみましょう。

zfcにつけても似合ってます。

バランスも悪くない。

コントロールリングにはカスタムで絞りを割り振っていますが、癖でボディ側で操作してしまうので、私はあまり意味がないかも。

実写

それでは実際に撮影してみましょう。

ボディはZ8

f値は解放1.4

最短撮影距離(0.37m)で『の』の辺りにピント置いてます。

Z8 f/1.4 ss1/640 iso200

ボディをzfcにして撮影してみるとこんな感じ。

zfc f/1.4 ss1/1,250 iso400

焦点距離が1.5倍の換算75mmとなります。

ボケ感も若干強くなってるかな。

それでは外に出て撮影してみます。

近所でちょうど彼岸花が満開だったので撮ってみました。

写真は全てf値1.4の解放で、ピクチャーコントロールは[NL]ニュートラル。

jpeg撮って出しです。

まず、ボディはZ8から。

Z8 f/1.4 ss1/1,600 iso100

木陰で群生している花に木漏れ日が差した瞬間を狙ってみましたが、日差しがちょっと弱く、思ったような明暗差が出なかった。

同じ場所でzfcにボディを変えて撮影すると↓

zfc f/1.4 ss1/1,000 iso100

換算75mmになって狙ったところを切り取り易くなりますね。

次に花単体を狙ってみます。

ボディZ8

Z8 f/1.4 ss1/5,000 iso100

次にzfc

zfc f/1.4 ss1/4,000 iso100

違う花になってしまいましたが距離感的にはほぼ同じ距離で撮っています。

APS-Cでも綺麗にボケて撮れてます。

zfc f/1.4 ss1/1,000 iso100

中央の蕾?にピント置いて最短撮影距離で撮影。

ちょっとしたマクロ撮影って感じですね。

レビュー動画などでよく言われるように若干ふんわりした描写。

Z 50mm f/1.8 S ならもっとカチッとしたキレのある表現になるのでしょうが、これはこれで充分な描写性能だと思います。

場所を移動し、またまたボディをZ8に変えて、河原の風景を解放で撮ってみました。

z8 f/1.4 ss1/13,000 iso100

ピントは中央に置いています。

こうしてみると周辺減光がちょっとあるかな。

それではここでもボディをzfcにチェンジ↓

zfc f/1.4 ss1/4,000 iso100

焦点距離は当然変わりますが、晴天下での絞り解放はzfcではシャッタースピードが足らず露出オーバーになってしまいますね。

ND必須です。

センサーサイズがAPS-Cになってレンズの美味しいところだけを使って撮影出来ているおかげか、周辺減光は感じられません。(単に露出オーバーのせい?)

最後に水面を撮って玉ボケを見てみます。

まずは普通に撮った水面。

ボディはZ8です。

Z8 f/1.4 ss1/5,000 iso100

水面の反射が紫に見えるのはパープルフリンジでしょうか?

それともまた別の現象?

ピントを徐々にぼかしてみます。

玉ボケも充分綺麗だと思います。

このレンズで夜景撮るのが楽しみですねぇ。

初見の使用感と感想

フォーカス速度は速い方ですが、いつでもどこでも爆速ではないです。

フォーカスを合わせる場所によっては手前から奥まで行って帰ってをしてしまうので、ピントが合うまでなかなか時間がかかることもあります。

その際、モーター音も若干気になりますが、それは静かな環境での場合。

屋外ならモーター音はほとんど気にならないと思います。

Z 40mm f/2 と比べたら重く大きなレンズとなってしまいますが、Z8との組み合わせならむしろちょうど良いバランスだと思います。

解放値もf/2よりもボケるので楽しいです。

Z 50mm f/1.8 S と迷いましたが、買って良かったと思います。

余談

この記事を書き上げてふと異変に気づく。

PCのデスクトップにZ8のCFエクスプレスのアイコンがない。

おかしいなと思い、カードを差し直すが表示されない。

それならばとPCを再起動させてみても表示されない。

もしや壊れた?

カードをカメラに差し込んでみると緑の読み込みランプがいつもより長く点灯した後

『このカードにアクセスできません。新しいカードと交換してください』

とモニターにエラーメッセージが!

マジか、壊れた!

購入したのは2023年3月なので1年半での突然死。

今までカメラのメモリーカードが壊れたことがなかったのでショック。

安いSDならともかく、CFエクスプレスなんて高額なメモリーカードはおいそれと買えない。

幸い?来月19、20日にはアマゾンプライム感謝祭があるので、きっとCFエクスプレスも安売りするだろうからソレを狙うとしよう。

しばらくの間、Z8はSDカードで運用。

高速連写に耐えられないから野鳥撮影は出来そうにないや。

次はProGradeにしようかな。

レキサーも良さそうね。