夏の終わりの花火撮影。STARSTAXで比較明合成。ニコンZ7Ⅱ&ニッコールZ70-200mm f/2.8 VR S

3年ぶりの花火大会

夏の終わりに3年ぶりの花火撮影を楽しんできた。

前回の3年前の花火大会は夏に予定されていたが天候不順のため延期され、季節外れの11月の開催でした。

この時の撮影はまだニコンD750とニッコール24-70mm f/2.8G EDの組み合わせだったが、今の愛機はミラーレスのZマウント、ニコンZ7ⅡとZ70-200mm f/2.8 S VR。

腕もないくせに機材だけはパワーアップ。

花火撮影どころかここしばらくカメラを触る機会がなくシャッター切るのも久しぶり。

カメラやっぱり楽しいね♪

今年の夏は県内各地で花火大会が復活したが、スケジュール的に行けそうなのがこの日だけ。

人知れずの穴場で撮影

撮影場所は混雑するのが嫌なので会場には行かず、少し離れた小高い山の農道脇に設置。

ここは以前、冬に富士山の撮影に来た場所。

山の中なので周りに民家などもなく車通りは皆無で清々してて最高♪

天気は曇りで東風やや強め。

富士山が望める場所なので晴れていれば良かったのだけど。

風はある程度吹いてくれた方が花火の煙が停滞しないのでこれは好都合。

iso400 140mm f/10 ss2秒

暗くなる前ににピント合わせ。

この後、富士山は完全に雲に隠れてしまった。

とりあえず横構図でセット。

高圧線の鉄塔がちょっと邪魔かな。

暗くなるまで車で待機していると1発目の花火が上がったので設置したカメラのところに行って撮影開始。

iso640 140mm f/10 ss2.5秒
iso640 140mm f/11 ss6秒

Mモードでiso640、絞りはひとまずf/10で。シャッタースピードはBlubにしてケーブルレリーズで任意でシャッターを切る。

花火には縦構図

テスト撮影。とりあえず問題なし。

しかしもっと高い花火も上がるので縦構図に変更。

OH…。一番高く上がったやつは見切れてしまった。

花火の打ち上げ時間は19:30〜20:00の30分間。

公式発表だとおよそ1200発ほど打ち上げたらしい。

時間を掛けてダラダラと打たれるよりも今回のように短時間で集中して打ち上げてくれる方が見ている側にはありがたい。

この間、この穴場に花火を観に来たのは車2台、2カップルだけでした。

はい、そんな熱々カップル達に負けずにおっさんは一人黙々と写真撮ってましたよw。

撮ってきた写真をPCで合成

結局撮った写真は230枚ほど。

自宅に帰りPCで写真のチェックと現像作業。

Nikon NX Studioで良さげな写真を選んで色など整えて現像してフリーソフトのSTARSTAXで合成です。

数枚選んで合成してみると山や街明かりが二重になってる。

撮影途中に背面モニターで何度か再生して確認したり、isoや絞りを弄ったりしていたせいでわずかにカメラが動き、構図のズレが生じてしまった。

このズレのおかげで重ねてもズレのない写真を探し選ぶ作業が増えてしまった。

なんとかズレのない写真を選んで現像&合成をして出来た写真がこちら。

単発では物足りなかった花火も複数枚を重ねることで賑やかな花火の写真になりました。

改めて使用機材はNikon Z7ⅡとNikkor Z70-200mm f/2.8 S VR。

三脚 ベルボン カーボン三脚 ジオ カルマーニュ N635Ⅲ

リモコンレリーズ ROWA JAPAN Nikon MC-DC2 互換レリーズ

花火撮影には三脚とレリーズは必須アイテム。

あとは、あると便利な赤色LEDライト。

明るすぎるライトでは目が眩んでしまうので調光出来るタイプがおすすめ。