雨降りの夜に単焦点レンズ1本でスナップ
7月9日の夜、法多山の万灯祭/厄除けほおずき市に出かけてみた。
娘様がキッチンカーで飲食販売のアルバイトをしているのでちょっと応援も兼ねてネ。
天候はあいにくの雨模様。
初めは行くのやめようかと思ったが、雨の夜のスナップ撮影もしたかったのでひとり雨の中車を走らせる。
こんな天気だから客足も少ないだろうと思ったが思いのほか賑わってた。
一番近い駐車場に車を停め、料金を払う。
500円で時間制限なし。
普段は200円なのにこうしたイベントがあると地主特権で値上げされるのは仕方がないことか。
家を出た時は小雨だったのに到着してみるとしっかり本降り。
コンパクトなのに高性能なレンズ
Nikon Z7Ⅱに単焦点のZレンズにおいて最小・最軽量の広角レンズのZ28mm f/2.8。
その質量約155g、長さ約43mmというポケットにも収まってしまうコンパクトサイズ。
それでいて大口径のZマウントならではの高画質でハイクオリティな撮影が楽しめる。
最短撮影距離も0.19mと短く、被写体にグッと近づけるのも楽しい。
こんな小さな筐体なのに複数のAF用駆動ユニットの連携で複数のフォーカス群の位置を高い精度で厳密に制御するAF駆動方式「マルチフォーカス方式」を採用しているところも素晴らしい。
おまけに防塵防滴に配慮された設計ということなので濡れてもきっと大丈夫。
お祭り気分を味わいながら撮影
出かけたのが遅かったので時刻はすでに20時を回ってる。
販売が終わってしまうといけないので本殿参拝を後回しにして先に娘様のいる参道のイベント広場に向かう。
娘様のキッチンカーを見つけて売上に貢献。
お好み焼きを今川焼きの型で焼いたようなやつと言ったらわかるでしょうか?
夕飯はまだだし、焼き立てを食べ歩きをしたかったが片手に傘、片手にはカメラ。
無理だ、腕がもう一本いるぞ。
娘様のバイト姿も見れたし、雨がさらにひどくなってきたのでこれで帰ろうかと思ったが、参拝もせずに帰るのは失礼なので本堂へ向かう。
大量の降雨で参道は川となり、石段は滝のようになっていて、ズボンも靴の中もびしょ濡れ。
レンズに水滴が付いてしまって思わぬフィルター効果が。
ブロワーを忘れてしまったので本当はやりたくないがやむおえずハンカチでレンズを拭く。
屋根のある手水舎はライトアップがされていて是非とも撮っておきたいところだ。
しかし雨宿りをする人々でいっぱい。
イイ感じに撮りたくても構図などと贅沢を言ってられない。
隙間を縫って何とかパシャリ。
片手撮影だったがブレずに撮れていて良かった。
Z7ⅱの手ぶれ補正のおかげです。
本殿にはたくさんの灯籠が並んでいて幻想的。
大勢の人がスマホで撮影している中、カッパ着て三脚立ててガッツリ撮影している人もチラホラ。
私もあれくらいやるガッツを持った方がいいのかな(^^;
以前Z7Ⅱはあまり参考にならない暗所耐性テストをして耐性はイマイチだと勝手に感じていたけど、今回の写真を見る限り綺麗に撮れている思う。
すっかりZ9の影に隠れてしまったけど、やはりZ7Ⅱはいいカメラだ。
おっと、カメラボディよりもZ28mm f/2.8のレビューだった。
この風鈴のガラスの透明感、すごくイイ♪
玉ボケも綺麗です。
こんな光量の少ない中でも素早くピントが合います。
3万円で買えるレンズなのにこのクオリティはさすがNikkor Z レンズ。
色とりどりのビニール傘。
レインボーカラーのてるてる坊主。
しかしその願いも虚しく大雨ですw
悪天候の中での撮影でしたがやはりカメラを手にすると楽しくて時間を忘れます。
Z28mm f/2.8は明るく軽いので片手持ち撮影でも失敗は少なかったです。
広角は苦手という方もいらっしゃるでしょうが、28mmという画角はiPhoneの広角とほぼ同じなので案外すんなり馴染むのではないでしょうか。
程よく広く、グッと寄ることも出来るこのレンズはスナップにちょうどいいと思います。