今更?だが、それが良いNikon Zfcレビュー。これは写真を撮るのが楽しくなるカメラだ。

Zfc試し撮り

先日購入したニコンのミラーレスカメラ Zfc。

買ってすぐに撮影したかったのですが、部屋の中とか適当なものでファーストショットしたくなくて我慢してた。

購入後すぐに仕事で紅葉の名所の近くに行くことがあったので、仕事に持って行ったのに運悪く雨に降られてしまい、新品のカメラを雨に晒すのも嫌だったので撮影を断念。

その後も時間がなくてこの1週間全然触れず、ようやく初撮りしてきました。

軽い!

改めて手に持ってみて感じたこと、それは

『軽い!』

見た目はズッシリ重そうに見えるけどほんと軽い。

ここ最近、Z8にZ180-600mmの超望遠ズームレンズの合計約3kgの組み合わせで野鳥を求めて山を歩き回っているので腕や首が痛くなるのが当たり前だったけど、このZfcとZ DX16-50mmの組み合わせは比べちゃいけないけどめちゃくちゃ軽い。

キットレンズをつけたZfcの質量は私の場合、皮のストラップとレンズフード込みでもおよそ645g。

ストラップで首からぶら下げても首への負担はほぼ皆無。

カメラ単体では持ちにくいと思っていたグリップも、ストラップによる補助と、その軽さのおかげで思ったほど気にならない。

これは嬉しい誤算。

追加グリップを買うか迷っていたけどこれならグリップいらないかな。

シャッター音がたまらない♪

買ってからずっとシャッター切るのを我慢していたなら記念すべきファーストショットはいいものを撮ったんだろ?

と言われそうですが、あ、はい。愛車のAピラーを背景をぼかして撮っただけという、たいして面白くもない写真となりました。

結局のところファーストショットなんてそんなものですなw

こうして初めてZfcのシャッターを切ったわけですが、何このシャッター音、たまらなく良い!

昔のフィルムカメラのようなバネの響きと金属が擦れるような重厚感のある音と違って

『カシャ』っとちょっと軽めで乾いた音だか、ボディに響くなんとも言えない心地良い音。

シャッターを切ったという実感に包まれた。

メカシャッターレスのZ8の高速連続撮影の『カシャシャシャシャシャシャッ』というシャッター音もゾクゾクするような痺れるかっこよさがあるけど、このZfcは1枚1枚を丁寧に撮りたくなる、そんな気にさせてくれるシャッター音。

シャッター切るたびに何かワクワクしてしまう、まさにシャッターASMR。

見やすいファインダー

初めてのZfcでの撮影はあえて背面モニターを閉じてファインダーのみにして、マニュアルモードでフィルムカメラっぽく撮ってみた。

Zfcの電子ビューファインダーは0.39型XGA OLED、約236万ドット。

Z8のそれは1.27cm/0.5型 Quad-VGA OLED、約369万ドット。

スペックはZ8よりも劣るのにそれを感じさせない見やすいファインダー。

ニコンの電子ビューファインダーは自然な感覚で見れて目に優しい。

昔、フジのX-T10とオリンパスのOM-D EM10 Mark3 を持っていたけど、あの頃の電子ビューファインダーはギラギラしていて不自然な感じでした。

天気の良い屋外での撮影はやっぱりファインダーがあると助かるね。

ファインダーのないZ30ではこんな天気の良い日の撮影は辛かった。

優秀なキットレンズ

ニコンのAPS-C機(DX機)のZ30,、Z50、Zfcのレンズキットに付属する『Nikkor Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR』はレンズ単品でも4万円ほどで買えるリーズナブルな入門者向けレンズで、プラスチックボディで軽く、見た目はチープだけど肝心なレンズの性能はさすがニコンぬかりはない。

広角16mmから望遠50mm(35mm換算で24mmから75mm)をカバーする使い勝手の良い標準ズームレンズはスナップにも最適。

細かいところもしっかり描写するし、F値はやや暗いけど背景ボケや玉ボケだって楽しめる。

レンズ手ぶれ補正搭載されているから失敗も減ります。

年配の男性がサックス練習をしているところを望遠端でパシャリ。

懐かしい昭和歌謡の曲を吹いておられました。

中学や高校の吹奏楽の練習とか、管楽器の音色は結構好きです♪

逆光耐性も優秀

逆光耐性もチェック!

F18まで絞ってソテツの葉の隙間から太陽を撮ってみてもフレヤもゴーストも見当たりません。

さすがニコン、逆光好きにも嬉しい優秀なレンズです。

つい持ち出したくなるカメラ

ということでZ30から買い替えたZfcのファーストインプレッションですが、Zfc良いです!

Z30とZfcではファインダーの有無の違いなどありますが、中身はほぼ同じカメラなのに見た目が違うとやはり気分が違いますね。

コンパクトでサッと撮るスタイルのZ30に対して、クラシカルな見た目で操作ダイヤルをカリカリ回し自分好みの設定にして1枚1枚を丁寧に撮りたくなるZfc。

もちろんAutoモードでダイヤル操作を省いてスピーディな撮影だって出来る。

そして心地よいシャッター音。

Z30も良いカメラでしたが、Zfcはそれを軽く超えてきましたね。

写真撮るのが一段と楽しくなり、見た目の可愛さと軽さもあり、つい持ち出したくなるカメラ。

こいつはお気に入りの1台となりそうです。

今ならNikonでキャッシュバックキャンペーンもやっているので購入のチャンスですね。

私もこのZfcでキャッシュバックの手続きしました。

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