Zfc買ったから今度はちっさい三脚が欲しくなった
Zfcを購入したこともあり丈夫な三脚よりも、もっと軽くてコンパクトで持ち運びのしやすい三脚が欲しくなってしまい、色々物色していたところ理想系のミニ三脚を見つけたのでポチってみた。
今回購入したのがこちら
Amazonで見つけたんだけど商品名もないし、購入者レビューもない。
しかも購入当時(2023年12月)お値段4,990円からの400円の割引クーポン適応で、なんと4,590円という格安商品。
商品名はないけれど、メーカー名はINNORELという一応聞いたことのあるメーカー品のようだ。
Amazonの商品ページに書かれたスペックをみると以下のようなことが書かれている。
アルミ合金製。
収納サイズは24.5cm。
高さは32cmから89cmまでの5段伸縮。
三脚&雲台の重量は0.84kg。
耐荷重5kg。
360度パノラマ低重心デザイン28mmボールヘッド。
マジックアームを装着可能なアクセサリー穴。
といった感じでスペックもまずまず。
信用も信頼もないC国メーカー品だけど、一応理想系の三脚ということもあり人柱になってみた。
初見レビュー
外箱は何も印刷のない無地の段ボール箱でした。
内容物はこんな感じ。
三脚本体にケース、雲台カバー、アルカスイス互換プレート2個、六角レンチ2本、3/8-1/4ねじアダプター1個、スマホホルダー1個、アクションカムホルダー1個。
と、なかなか充実した内容だ。
実際に質量を測ってみると
おー、ほぼ表記通りの重さ。
同時に購入した『ハクバ ショルダーバック チュルル レニューシリーズ オリーブ』にZfcと一緒に入れてみるとピッタリ収まってくれた。
高さがピッタリすぎてファスナーを閉めるのが少々きついけどギリ許容範囲内。
まさに理想形。
ということで外に持ち出してみる。
ちょこんとした佇まいがかわいいw
脚の展開は3段自動ロックで、脚を広げる時にロックレバーを下げてやるタイプ。
この手の自動ロックタイプは展開が楽ちんなので好き。
商品紹介では最低高は32cmとなっているが、脚を全開にし、センターポールも地面に着くまで下げてやるとおよそ24cmまで下げられた。
脚の伸縮は石突をひねってやることで全段のロックアンロックが可能。
ベルボンのウルトラロックと同じ機構ですな。これも楽ちん。
もっとも高くした状態で測ってみたがおよそ89cmでこれも表記通り。
安定性もZfcを乗せるくらい全く問題なし。
気になる脚径ですが、実測したところ21、18、15、12、9mmでした。
思いの外丈夫で、ねじれも少ないです。
こんな華奢な三脚に全体重をかけるようなことをする人はいないと思うが、そんなことしたらさすがにぶっ壊れますw
自由雲台には2ヶ所のノッチがあり、真下への俯瞰撮影も可能。
コンパクトでZfcとのバランスも最高。
これなら記念撮影はもちろん、夜景撮影や長秒露光撮影がしたくなった時でも使えそう。
耐荷重テスト。Z8を載せてみる。
とっても軽いZfcなら載せて当たり前。
ならばZ8はどうだ!?
ということでZ8+Z180-600mm f/5.6-6.3 VR を載せてみた。
まずは脚を短くした状態でカメラも水平で載せてみる。
Z8+Z180-600mm の総重量はおよそ3kg。
商品紹介での雲台の耐荷重は5kgなので、この程度なら載せられて当然ですよね。
センターポールを伸ばし忘れましたが、一応脚を全部伸ばしても安定してます。
ではこれならどうだ!
およそ45度の位置までカメラを傾けてみたところ、雲台の締め付けネジを目一杯締めることで固定することができました。
これは意外!絶対固定出来ないと思ってた。
高さは最大高まで上げてあります。
三脚にとって結構過酷な条件だと思いますが耐えてます。
ただし、この状態で強い風でも吹いたら倒れそうなので目を離せません。
こんな組み合わせはあくまでも緊急での使用ですね。
Z8+Z180-600mm総重量およそ3kgの組み合わせではなんとか大丈夫でしたが、それが5kgとなるとどうだろう?ちょっと厳しいのではないかな。
感想
ということで格安のミニ三脚のレビューでしたが、いかがでしたでしょうか。
軽量でコンパクトでありながら、高さもそこそこ出せて、耐荷重も実用性十分。
私個人としては本当に理想系の三脚でした。
あとは耐久性ですね、これは使っていかないと分かりませんが、脚の伸縮のロックが一番不安かな?
こんなによく出来た三脚が5千円しないなんて購入側としてはありがたいのですが、何せC国製品なのでもしかしたら強○労働の上成り立っているものかもしれないと思うと胸が痛みます。
安いからといって粗末に使って壊さないように大事に使いたいものです。