今回は古くなったiPhoneのバッテリーを自分で交換するというお話ですが、果たしてうまく行くのでしょうか!?
最後までお読みくださると幸いです(^^)
バッテリー交換 or 機種変更
私のiPhone8、購入から3年以上経ち流石にバッテリーが弱ってフル充電しても1日持ちません。
そろそろ替え時かなと思っていたところなので、次の機種もホームボタン有りのiPhone SE3に機種変を検討していました。
でもバッテリー以外に不満もないし、このところシマノの高いアジングロッドとか、Nikonの超絶高いレンズを買ったりして金欠ということもあり、機種変は先送りにして今回はバッテリーの交換をすることにしました。
iPhoneのバッテリー交換は昔、iPhone 5とSE(第一世代)の交換をしたことがあるので初めてではありません。
ただ、防水機能のあるiPhoneをやるのは今回の8が初めてなので、ちょっとめんどくさそうだなという気持ちはありました。
まぁ何事も経験なのでとりあえずAmazonで互換バッテリーを注文することに。
iPhoneシリーズの交換バッテリーはいろんな物が出ていて値段もまちまち。
あまり安いものは不安なので値段よりも評価の高いやつを選んでみました。
バッテリー買ってみた
DEGIFORCEというところの互換バッテリーキットです。
言わずもがな中華製。
若干割高かなとも思いましたが、作業に必要な工具と写真付きの作業手順書まで同梱されているので値段相応か。
手順書にざっと目を通してみます。
写真付きでわかりやすく解説してくれているのでこれはありがたい♪
これなら初心者でも安心。
昔買ったiPhoneのバッテリーは工具こそ同梱されていたけど作業手順書なんて無かったからネットで調べながら交換したもんな。
バッテリー交換していくよ
ということで早速作業開始。
まずはライトニングコネクタ横にあるネジ2本を外します。
数字の書かれた白いシートもキットに同梱されていた物で、マグネットシートになっていて手順書に書かれた数字の部品を置いておくようになっています。
超細かい部品を扱うので部品紛失したりするからこれは気が利いてますね。
次に本体を開くのためにドライヤーで温めて、ケースと液晶パネルを貼り合わせている接着を剥がれやすくします。
1分ほど温めたら吸盤を貼り付けて引っ張ってパネルを浮かせます。
最初なかなか開きませんが温めたり引っ張ったりを繰り返していくと少しパネルが浮いてくるので、その隙間にピックを差し込んでやります。
ピックを差し込んだら少しずつ全体を剥がしていきます。
液晶パネルが開けました。
ここまで出来たら後は簡単。
本体と液晶パネルを完全に開いてしまうとフレキシブルケーブルを破損してしまうので、中身の入ったペットボトルなどを立てて液晶パネルを支え、輪ゴムで止めてやります。
バッテリー横にある銀色のプレートを外します。
先ほど外した本体を止めているネジと種類が違うので、同梱されているドライバーのピットを合うものに交換してネジ4本を回しプレートを外します。
プレートを外すとバッテリーを繋いでいるコネクタが現れるので赤マルのコネクタを同梱されているヘラで外します。
続いてバッテリーを固定しているテープ4枚を取るのですがこれがなかなか大変。
ヘラで黒いテープの端を剥がしてからピンセットで巻き取ってバッテリーと本体の間のテープを引き抜いてやるのですが、大体途中でテープが千切れます。
案の定テープがちぎれてしまったので、ヘラを使って無理やりバッテリーを剥がしてやりました。
リチウムイオンバッテリーは衝撃や変形に弱く、下手すると出火したりするので要注意です。
なんとかバッテリーを取り外せました。
後は残ったテープを綺麗に剥がして新しいバッテリーに載せ替えです。
トラブル発生
ですが、ここで異変に気づきました!
バッテリーのサイズ全然違うじゃん!!
もー、なんだよー!
商品説明に『大容量互換バッテリー』って書いてあったけど、サイズ違ってたらどうしようもないじゃん。やっぱ中華製かよ!
と、文句を言いながら商品箱の裏側を見たら…。
あ、あれ?
「for iPhone 8 Plus」???
プラス〜!?
え、マジ?俺注文間違えた??
と、注文履歴を確認すると確かにiPhone 8 Plusで注文してました(ToT)
やっちまった、なんてこったい。
疑ってすみません!私が悪うございました。
流石にサイズの違うバッテリーが収まるはずもないので、仕方なく取り外した古いバッテリーを元に戻すことに。
バッテリーを外した時に若干変形させてしまったので正直再利用は怖いがやむおえん。
防水パッキンも綺麗に取り除いてしまったので非防水仕様になってしまいました。
パネルをはめて電源入れて機動を確認。
画面にりんごマークが映って一応起動出来た〜♪
と思ったのも束の間、タッチが効かねー!
これはヤバい。
タッチが効かないので操作が出来ない。
もう一回パネル開いて各パーツ類を確認したけどやっぱり動かない。
スマホがないと仕事にも支障が出るので早急に何とかしなければならない。
この時、日曜日の16時。
幸いまだお店などは普通に営業している時間です。
とりあえず中古のiPhoneを買ってつなぎにしようと一度GEOに向かったが、もうどうせお金かかるならこの際新品機種変してしまえ!
と、考えを変えてdocomoショップへ。
対応してくれた店員さんに
「iPhone壊れてしまったので機種変したい。機種はSEの64Gで」
と伝え在庫確認してもらうと
「白なら在庫あります」
というので速攻で機種変してもらいました。
iPhone 8から5G対応のSEに変わったことで強制的にプランも変更。
機種変手続きは幸い30分程度で済み、百円ショップでガラスフィルムととりあえずシリコンケースを購入して帰宅。
そこから今度は購入したiPhone SEの初期設定です。
iCloudから電話帳データはバックアップ復帰したものの、本体保存だった写真はバックアップ出来ないし、ほとんどのアプリは初期化されてしまって大変でした。
私、日曜でも仕事の場合が多いのですが、この日が仕事のない日で良かったですわ。
商品は良いものでしたよ
とまぁ、順調かと思ったバッテリー交換がまさかの発注ミスから始まって、故障させてしまい結局機種変更するハメになるというバタバタな結果となりました。
私は今回こんなうっかりミスをしてしまいましたが、このDEGIFORCEという互換バッテリー自体は工具や作業手順書もしっかりしていてなかなか良い品だと思いました。
iPhoneのバッテリー交換をやってみたいという人はこのキットなら出来ると思いますよ。
注文の際は機種を間違えないようにね(^^;)
後日談です
タッチが効かなくなって壊れたiPhone8。
写真とか救出したいデータもあるし、IDなどのクレジットカードの情報は消しておきたいと思い、再度分解してもう一度コネクタの接続をし直してみたところなんと直りました!
タッチセンサーのコネクタが少し緩んでいただけのようです。
なんかあっさりと修理出来てしまい、無事にデータ保護&削除することが出来ました。
とりあえず直っってしまったのでまた使うことも出来るのですが、先ほど書いたようにこのまま古いバッテリーを使うと充電中に発火しそうで怖いのでこのiPhone 8はこのまま永眠してもらいます。
気が向いたら改めて交換バッテリーを買ってちゃんと直そうかな。