新しく三脚とビデオ雲台買ったので桶ヶ谷沼に探鳥に出かけたら思いがけないヤツが現れた。

10月の半ば、磐田市にある桶ヶ谷沼に探鳥に出かけたところ、思いがけない生き物と遭遇しました。

朝7時前に到着。

沼の周りの遊歩道を進み、観察小屋へ向かいます。

朝の空気が以前と比べて随分冷んやりして来ました。沼を見ると10月上旬には居なかったカモたちが飛来しています。

とりあえず観察小屋で撮影準備します。

以前記事にしたワークマンベストに交換レンズ、三脚、雲台、サブカメラ、飲み物などを詰め込んで、基本手ぶらで歩いて来ましたが、これやっぱり楽です♪

これはゆ〜とびの究極のカメラマンベストの代わりになるか?『ワークマン グリーンテックアウトドアデニムベスト』買ってみた。
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カメラリュックと比べて肩への負担が軽いようで、後々肩が痛くなりませんでした。

人気カメラ系YouTuberのゆ〜とびさんの究極のカメラマンベストの代わりとして、撮影にも釣りにも重宝してますw

まだワークマンで売ってるのかな?

ところで三脚とビデオ雲台を最近新たに購入しました。

三脚はベルボンのカルマーニュN743 MT 。

脚径32mm4段のカーボン三脚です。

これまで三脚は同じくベルボンのジオ カルマーニュN635Ⅲ を使っていましたが、3段なので持ち歩くには不便。なので短くなるものを買いました。

というか、たまたまAmazonのセールで安くなっていたのを見てしまい、我慢出来ずに衝動買いしてしまったわけですが(^^;)

N635Ⅲは脚径28mm。

N743MTの脚径が32mm。

なので強度が増すかな?と少し期待をしたのですが、高さも強度もスペックはほぼ同じでした。

せっかくなら違うスペックの三脚が欲しかったところですが、使い勝手は良いのでこれはこれでOK。

ビデオ雲台はINNOREL のフルードビデオ雲台 F60 というのを選んでみた。

最初はビデオ雲台はカウンターバランスのついたものが欲しいなぁと思っていました。

カウンターバランスが搭載されたビデオ雲台なら手を離してもカメラが水平に戻ってくれるので安心なんです。

でも値段が一気に跳ね上がるんですよね。

それこそ三脚買えちゃう値段。

初めて使ってみるビデオ雲台にいきなり数万円も出すのはちょっとね〜。

なのでお試しのつもりで比較的お手頃価格のINNORELのF60を購入したのですが、いや、これで十分だわ。

水平に戻ろうとする力が多少は働くし、カメラを乗せた時、前後のバランスをしっかり取ってチルトロックノブでトルクを調整してやればいきなりカメラがお辞儀してしまうこともありません。

上下左右に振った時も予想以上に滑らかに動いてくれるので、自由雲台よりも鳥を追うのが楽になりました。

待機中などカメラから手を離したり、眼を離す時にはチルトロックノブを締めておかないとさすがに怖いですが。

お手頃価格で性能も十分なINNOREL F60ですが、操作ハンドルが気に入らない。

取り付けネジを締め込んでもハンドル棒が固定されず、くるくると回ってしまうクソ仕様。意味がわかりません。

操作していてもどうにも落ち着かない。

それとビデオ雲台はアルカスイス対応ではないものがほとんどの様で、F60もアルカスイス互換ではないので、他社のクイックリリースクランプを取り付け、F-FotoのZ180-600mm専用のアルカスイスプレートも用意しました。

さて、準備も整ったところで撮影開始です。

目の前の枝に小鳥が止まってくれたので早速パシャリ。

ホオジロかな、朝日を浴びながらしばらく羽を休めていました。

ホオジロが去って、次に現れたのはモズ。

この枝は小鳥たちのお気に入りスポットなのかな、このモズもかなりの時間止まってました。

水面に浮かぶカモたちを撮っていると、聴き覚えのある鳴き声と共に青いシルエットの鳥が枝に止まりました。

カワセミ来たー!

うれし〜!

でも遠いぞー!!

テレコン1.4倍装着で換算840mmでも小さい!!

なので必殺トリミングで。

トリミングなしでこれくらいに撮れる撮影ポイント近所にないかなぁ。

ホオジロやモズは長い間枝に止まっていたけど、カワセミはちょっとしたら飛び立って対岸に行ってしまったので撮影小屋での撮影を終えて遊歩道を進んで次の野鳥を探します。

枝に止まったアキアカネを超望遠レンズで近距離撮影。

羽の模様や体毛までしっかり描写です。

あちらこちらから聴こえる野鳥の声に混じって崖の方からカラカラと石の転がる音がするので誰かいるのかな?と見てみると…。

なんとびっくり!ニホンカモシカがいるじゃないの!

私との距離およそ100m。

山を伝って天竜の方から来たのかな?

迷子になって疲れてたのか、崖の中腹で足元の土を掘って休憩場所を作って座り込んでしまいました。

それにしてもカモシカ撮った写真のピントがどれも甘い!

やっぱり遠いから?山の影で光量不足だから?もしやレンズのせい??

せっかくのチャンスだったのに、どれも納得いかない写りだったので悔しいです。

ニホンカモシカといえば、私がカメラを始めた2017年の冬にも自宅の近くの山で遭遇しました。

うちの辺りもまあまあ田舎ですが、カモシカが現れるなんてあり得ないところなので本当に驚きました。

2017年12月。D750で撮影。

買ったばかりのD750にAF-S Nikkor 24-70mm f/2.8Gで撮影。

突然目の前20mのところに現れたカモシカが、3分以上もじっと対峙してくれて、たっぷりと撮影チャンスをくれましたが、なにぶんカメラ始めたばかりのど素人でしたので、設定とか考える余裕もありませんでした。

この時、タムロンの望遠レンズ70-300mmも持っていましたが、レンズ交換でこちらがおかしな動きをしたら去ってしまいそうだったので、ひたすらテレ端70mmで撮りまくっていたら『腕を磨けよ、人間』とでも言うように一声あげて山の中へ消えて行きました。

あれから6年。腕は上達していませんわ(^^;;)

話を戻して桶ヶ谷沼の探鳥再開です。

メジロさん。

コサメビタキかな?

シジュウカラ?

ジョウビタキ?

疑問系なのはまだ野鳥勉強中なのでw

最後は蝶々。アサギマダラという名前の蝶のようでちょっと珍しいようです。

と、この日は撮れた野鳥の種類も多く、カモシカまで撮れてしまったので撮れ高十分、楽しい探鳥となりました。

これからの季節は木々の葉が落ちて探鳥しやすくなるので楽しみです。